保育士を目指したきっかけを教えてください。
幼稚園生のころの先生がすごく魅力的で、「私もこんな先生になりたい」と憧れたことがきっかけです。遊ぶときは一緒に思いきり遊んでくれて、怒るときはちゃんと怒ってくれる先生でした。保育実習で母園に行ったときに再会して、自分のことをまだ覚えていてくれたのが嬉しかったですね。
たぐち先生 / みみ・あんふぁんしゅしゅ
幼稚園生のころの先生がすごく魅力的で、「私もこんな先生になりたい」と憧れたことがきっかけです。遊ぶときは一緒に思いきり遊んでくれて、怒るときはちゃんと怒ってくれる先生でした。保育実習で母園に行ったときに再会して、自分のことをまだ覚えていてくれたのが嬉しかったですね。
以前は別の園にいたんですけど、園を変えようと思ったタイミングでここの園を見学しました。園長先生の話の中で、「先生たちがいないと、園が成り立たない」という言葉が印象的で。子どもはもちろん、先生も大事にしている姿勢が伝わってきて、「ついていきたいな」と。小規模だからこそ、子どもたち一人ひとりと密に関われるところにも魅力を感じました。
休憩時間に食事をしながら、話が盛り上がってゲラゲラ笑って、時間が足りなくなることも(笑)仕事の話もプライベートの話も、園長先生や副園長先生、主任も一緒になってできるくらい、とても和気あいあいとした雰囲気です。
早番の場合、登園してくる子を受け入れるところからはじまります。ここの園では基本的に、「毎日この活動をしましょう」という決まりはなく、一緒に遊んだり、夏はプールに入ったりする感じです。「先生が楽しめば、子どもも楽しいよ」と園長先生も言ってくれていて。一緒に遊んで、お昼を食べて、お昼寝をして、お迎えがくるまでまた遊んで、という流れになります。
たとえば製作活動の場合、ゼロではないんですけど、毎日でなくてもいいという。これがもし毎日だったら、保育時間外に準備をしないと間に合わない。だからここの園では、持ち帰り仕事がないんです。むしろ、「持ち帰らないで」と言われます(笑)ここに来てからは、「行事の準備が大変!」と感じたことはないですね。発表会の前もきっちり教え込むというより、「できる範囲でいいんじゃない?」「できないことがあっても、それもその子の個性だよね」と言ってくれるので。
子どもたちの成長が感じられた瞬間ですね。あとは発表会や行事の当日、子どもたちと保護者の方々の表情を見て、「やってよかった」と。「この子、これができるようになってる!」という感動を味わえるのは、保育士ならではじゃないでしょうか。
「大変だな……」と思っても、人に話すと悩みが消えていくんですよね。私が抱え込まないタイプなだけかもしれませんが(笑)話をちゃんと聞いてくれる先生たちが、周りにいてくれるので。強いて挙げるなら、「特性がある子とどう関わっていけば、伸ばしてあげられるだろう?」と悩むことはあります。せっかくここの園に通ってくれているので、成長して卒園させてあげたい。その想いはあるのに、どうしたらいいかわからない。でもそういうことも全部、園長先生たちに相談に乗ってもらっています。
ここまでなんでも相談できる職場は、なかなかないんじゃないでしょうか。「大事にしてもらってるな」と感じて、「ますますがんばろう!」と思えます。園長先生の言葉に「先生が笑顔じゃないと、子どもたちを笑顔にできない」というものもあるんですけど、それが実践されているんです。
少人数だからこそ、一人ひとりと関われることですね。あといちばんは、心に余裕ができたこと。入ったころは、ペアの先生について一生懸命やっていたんですけど、うまくいかないことが多くて。ただ、園長先生が「みんなでみんなを見ようね」とずっと言ってくれて、「一人で背負わなくていいんだ」と。ほどよく肩の荷が下りたんです。そこからだんだんと、ゆとりが出てきました。
サービス残業も持ち帰り仕事も当たり前、休むと嫌な顔をされる、という世間一般の保育士のイメージから、ここは切り離されています。毎日定時に帰って、家で仕事をすることもないので、「本当に保育士?」と聞かれるくらい(笑)保育園の中にもこうした働き方ができる園があって、ここは正真正銘、先生のことを大事にしている園だということを、ぜひ伝えたいですね。
とにかく子どもと遊ぶのを楽しめる方なら、いきいきと働ける園です。「保育士=サービス残業や持ち帰り仕事が多い、休みが取りづらい」というイメージがありますけど、ここではそういうことはありません。仕事もプライベートも充実させたい方に、合った職場だと思います。